白米と玄米の違いとは

お米と聞くと、ほとんどの方は白くつややかな白米をイメージされると思います。しかし、お米には様々な種類があります。それは、精米までの工程段階によって変わります。刈り取った稲穂を機械で1日乾燥させます。機械で乾燥させているので、お米の水分量15%となっております。乾燥後、脱穀を行い、もみ殻を取り除きます。そして取り出したお米が玄米となり、さらに玄米を包んでいるぬか層を除去すると白米になります。

玄米とは

上記でご紹介した通り、もみ殻だけを取り除いたもみすりを行うことによって玄米となります。そのなかにもさらに種類があり、果皮全てと種皮の一部まで取り除いたものが三分づき米、種皮の半分程度まで取り除いたものが五分づき米、糊粉層の一部まで取り除いたものが七分づき米、そして胚芽を残してぬか層を取り除いたものが胚芽精米となります。この段階に合わせて、色の白さもだんだんと増していきます。

白米と玄米を上手く取り入れる

同じお米であっても、白米と玄米はそれぞれ特徴が異なります。白米は見た目にもきれいで旨みもあり、とても美味しくいただけます。玄米はビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養分が豊富です。どちらにもメリットがあるお米ですから、白米と玄米を一緒に炊くというのがおすすめです。どちらの良いところも取り入れて、美味しい食生活を送ってみませんか。

白米と玄米を一緒に炊く時

一番食べやすいのは、白米2に対して玄米1の割合にすることです。洗米時、玄米を先に洗い浸水させ、別容器に移しておきます。白米はいつも通りの洗米で大丈夫です。手間だと感じる場合は、白米と玄米を一緒に洗米しても十分美味しくいただけます。水分量は白米に合わせ、2時間以上浸水させます。炊飯器は白米モードで通常通りにセットすれば、美味しく炊き上がります。

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